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“第二の松山を育てる!国内ツアー通算7勝を挙げ、シニアでも優勝しているプロゴルファーの湯原信光(55)が、7月から東京国際大学ゴルフ部の監督に就任することがわかった。 レギュラーツアーで優勝経験があり、シニアでも活躍中の現役プロが、フルタイムの監督として学生を指導するのは日本では初めて。 特命客員教授として講義も行う予定で、16年から復活する夏季五輪ゴルフ日本代表の将来的な育成も視野に、実力派プロが本格的に動き出す。”
学生プロの松山英樹の活躍で盛り上がるゴルフ界に、またホットな話題が飛び込んできた。
新監督就任が決まった湯原は「ゴルフ部に入れば、人間力を高められるという事を第一の目標にやっていきたい。そして(学生に)7年後の五輪出場を狙えるチャンスを与えられるようにしたい」と決意を語った。
東京国際大は、倉田信靖理事長・総長の「日本の国策である“スポーツ立国”に貢献する」との方針から、プロ野球元広島監督の名将・古葉竹識氏を野球部の監督に招聘するなど近年、スポーツ部の強化に本腰を入れてきた。 その一環でゴルフ部も09年に83年全米オープン覇者のラリー・ネルソンを名誉監督に、10年にOBのプロゴルファー並木弘道を監督に迎え、A~Fまで、6ブロックある関東大学リーグのF,E,Dブロックでそれぞれ優勝。 昨秋にはCブロック対抗戦で準優勝と着実に成長を続けてきた。
※ 湯原信光:157年8月14日生まれ55歳。 東京と出身。 7歳でゴルフを始め74、75年日本ジュニア優勝。 日大時代の7年に日本アマ優勝。 81年に関東オープン、ジュンクラシックと2勝を挙げ、02年の久光製薬KBCでは10年ぶりのツアーVを飾っている。 レギュラーツアー通算7勝。 10年皇潤クラシックでシニア初勝利を挙げている。 岡藤ホールディングス所属。1㍍73、7㌔。
2013.06.26 スポーツニッポンより